ipad+google driveが最強!

論文を読んだり,本を自炊して読んだりするためにipad pro 10.5を購入しました.
値段は高かったですが,満足しています.

論文や本を読むためにどのようにipadを活用するかを紹介します.

本はストリーミングで読む

iphoneを使っていると写真の撮りすぎやアプリの入れすぎでストレージ容量が足りないことがあると思います. 本のデータも同じように端末内に保存していくと一気に容量オーバーになってしまうことがあります. でもストリーミングを使えば端末の容量を気にする必要はありません!
ストリーミング※で本を読むというのは,自分の端末に入っているデータを読むのではなく, クラウド上にあるデータを読み込んで読むというものです.
これにより, 自分の端末のストレージの容量を使わずにデータを保存することができます.

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※ストリーミングはネットワークを使用するので,ネット通信ができないところでは本を読むことができなくなる.そのような場合は,あらかじめ今自分の読みたい本だけローカル(自分の端末内)に保存しておくのが良い.


データはGoogleドライブに

クラウドでデータ保存するサービスはGoogle driveの他にもDrop boxやOne driveなど様々なものがあります.
ただ,僕はGoogleドライブ※をお勧めします.
まずGoogleドライブは無料で使える容量が15GBであり,Dropbox(2GB)やOne drive(5GB)と比べて最も多いです.
15GBも無料で使えるのは嬉しいですね.

さらにこれは一部の大学生限定になりますが, googleの生涯アカウントを作成している大学に通う学生は1人1つの生涯googleアカウントを在籍中も卒業後も持つことができます.なんとこの生涯アカウントのGoogleドライブは容量が無制限で使えます!
とてもお得なので,自分の通っている大学に生涯アカウントがあるかどうか調べた方が良いです.また卒業してしまってもアカウントを作ることができると思うので,是非調べてみてください.筑波大生の生涯アカウントについてはこちら



※2018年からgoogleドライブはバックアップと同期という名前に変更されましたが,バックアップと同期というサービスの中にgoogleドライブはあります.

Googleドライブと連携できる特選アプリ

Googleドライブに保存した本や論文にアクセスできるおすすめアプリを紹介します.

1.ComicShare

  • ローカル(端末内)やクラウド(GoogleDrive,OneDrive,Dropbox,Box)にあるデータを本のように読むことのできるアプリ
  • 対応するフォーマットはzip, rar, pdf, 7zip, lzh, tar, epub, jpg, png, gif, bmp, webp とかなり豊富
  • 480円かかる有料アプリだが, その分広告もなく使いやすい
  • 本を読むようにページをめくることができて, 読み込み速度も早いので快適に読める
  • 本棚は見やすいので目的の本を探しやすい

ComicShareは何より対応するフォーマットが豊富なのが最大のメリットです. pdfの他にもzipやrarなどの圧縮ファイルを対応しているところがとても嬉しいです. 紙の本を読んでいるかレベルで読みやすいです.ComicShareという名前ですが対応するフォーマットなら論文でも何でも読めますw


2.GoodNotes 4

  • ローカル(端末内)やクラウド(GoogleDrive,OneDrive,Dropbox,Box,iCloudDrive)にあるpdfに書き込みをすることができてノートとしても使えるアプリ
  • 980円かかる有料アプリだが, こちらもその分広告もなく使いやすい
  • iPad/iPhone/Macで同期可能
  • 書き心地もよく,遅延も発生しない
  • pdfの書き込みの他にもノートとしても使える
  • 選択した範囲をスクショすることができる
  • 写真や画像を貼り付けることができる

論文や本を読んでいる時に書き込みやマーカーを引きたくなると思います.そんな時にGoodNotesを使うことで自由に書き込みをすることができます.ペンの色は上の画像以外(100種以上) 選択できるし消しゴムも使いやすいです. 上の画像のように選択した範囲を簡単にスクショできるのは地味に嬉しいです.
何よりGoodNotesがあれば,pdfに書き込みができてノートも使えるんでこれで紙は不要になりますね!


3.Mendeley

  • pdfのファイル名を自動で論文のタイトルに書き換えてくれるアプリ
  • 容量2GBまで無料

論文をpdfで保存すると,意味わからないファイル名になりませんか.わざわざ手で書き換えるのって面倒くさいですよね.そんな操作を自動でしてくれるアプリがMendeleyです.
基本無料ですが容量制限が2GBです.ですが,MendeleyとGoogleドライブを同期する設定を行えば問題ないです.つまり,一回Mendeleyで論文のpdfを読み込めば自動でファイル名を変更して,Googleドライブに同期してくれます.そのあとはMendeleyからその論文を削除してもGoogleドライブにはファイルが残るので,Mendeleyの容量をほとんど使うことなく使用することができます!Mendeleyの操作方法についてはこちらのスライドを参照していただけるとわかりやすいです.

まとめ

Googleドライブに保存することでストレージ容量を気にせずにデータを管理することができることを説明して,本や論文を読む時にGoogleドライブと連携することができて便利なアプリを3つ紹介しました.下に流れをまとめました.
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