CyberAgentでインターンした話 (AbemaTV Hack)
久しぶりの投稿です!
少し前の話になりますが,
2019年9月にCA Tech Challenge AbemaTV Hack -データコンペ編-
に参加したのでその話をまとめさせて頂きます.
もし良かったらご覧ください!
AbemaTV Hackとは?
AbemaTVという動画配信サイトから得られた実データを用いた2日間の分析コンペです. 参加者同士で主に分析精度を競うといった内容となっています.
僕が参加した時は, 1日目は個人で分析精度を競い, 2日目は参加者同士でチームを組んでチームとしての精度を競うといったものです.
参加までの経緯
合格までの流れ
夏休み中に短期のインターンを探している時に, CyberAgentで2日間のデータ分析コンペがあることを知ったので, これは丁度良いと思いすぐにESを提出しました.
その後は1度のオンライン面接のみで比較的すぐに合格が決まりました.
遠方の人は宿泊可能
期間が2日間で遠方から通うのはなかなか辛いだろうとのことで, 地方に住んでいる人は開催場所の渋谷近辺のホテルを手配してくれるとのことでした.
ただ, 自分の居住地である茨城は宿泊を認めてくれるかの際どいラインで, 会社によっては, 宿泊を認めて頂けない場合も多くありました (交通費は出すから頑張ってねみたいな感じ).
ただCyberAgentはつくば住みの人も宿泊対象になるとのことだったので, 見事宿泊することができました!感謝です... m(__)m
↓宿泊場所は渋谷区のアパホテルでした
開催当日-1日目-
コンペ開始まで
参加者は約30人ほどいて, 大きな部屋の中に5~6人テーブルが5つほどありました. 初めにテーブル毎に自己紹介をした後に, 分析テーマおよび使用するデータに関する説明を受けました.
その後に分析に必要な環境構築を行いました. 環境構築は自分のPC上で行いましたので自分のPCを持って行った方が良いと思います (持ってなかったら事前に相談した方が良いかも).
コンペ中の様子
1日目は個人戦といっても参加者同士で自己紹介を行っていることもあり, 話しやすい雰囲気でした.
AbemaTVでデータサイエンティストとして働いているメンターさんにも疑問点やわからないことを質問しても良いとのことでしたので, メンターさんに気軽に質問できる環境でした.
僕自身は疑問に思ったことが割とあったので結構質問しましたし, 参加者同士でお喋りしながら分析してたので楽しかったです.
メンターさんもたまにこちらの様子を見に来てコミュニケーションを取ってくれました.
ちなみにスクリーン上に順位が表示される形式になっていました (BaselineとしてAutoMLで学習したモデルのスコアも).
チーム発表
2日目はチーム戦で, 僕と組んでくれる人はいるのかとオロオロしていましたが, 参加者同士でチームが決められるわけではなかったので少しほっとしましたw
その後, チーム毎で集まって次の日に向けて作戦会議を行い, その日は終了しました.
↓コンペ会場(上の方の階)からの眺めは最高でした
開催当日-2日目-
コンペ中の様子 (チームを組んでみて)
2日目はチーム戦だったので, 1日目でどのようなデータか把握して自分のやりたいことができた上で, 2日目にチームを組んだので, 意見も出やすかったし, 他の人がどのようなことを考えているのかたくさん聞くことができてとても良かったです.
コンペ終了後
コンペ終了後には, 社員さんによる分析課題の解法解説がありました. その解法で行った精度が参加者スコアよりも圧倒的に高くてさすがだなと思いました. その解法は, 実際に運用しているアルゴリズムであるようなので, そのような貴重な手法を聞けて, 個人的にめちゃくちゃ大きな収穫でした.
夜には表彰式と懇談会があり, 社員さんや参加者同士でいろいろお話ができて楽しかったです.
まさかの出来事
全てのイベントが終了して, 帰宅しようとしたところ, アベマタワーズの1階にはラジオ配信する場所があり, 建物の外から配信風景をみることができるのですが, 夜にも関わらず, 凄い人だかりができていて何があったのかと思ったら
なんと!あの超有名俳優○○○○がラジオ配信を行っていました!(誰だよw
最後に
特におすすめだと思う人
Kaggleなどのデータセットで前処理→訓練→テストデータ推論までの流れを一通りできれば十分参加要件を満たしていると感じています.
特にメンターが非常に親切なので, あんまりコンペに参加したことないけど, 成長したいと思っている方は丁度良いと思います!
実データを触れることができるので, Abemaのデータに興味がある方もおすすめです!
-小言-
コンペに参加すると知り合いがどんどん増えて, 次第にコンペに参加すると必ず一人は知り合いがいる状況になる現象に名前を付けたいですw
今年度は, オンラインになる可能性もあると思いますが, 是非興味のある方は参加してみて下さい!