入院中の生活について【つくば国際臨床薬理クリニック】

飲んだ薬

  • メマリーOD剤(第一三共株式会社発売)
  • KR1903-3(キョーリンリメディオ株式会社開発)

僕の受けた治験は1週間×2で1週間入院した後1週間程度あけてまた1週間入院するというものでした.なぜ1週間あけるのかというと,2つの薬の効果を比べたかったからです.
今回の実験の目的は元々発売されている薬を別の企業が開発してそれが同等なものかどうか比べるというものでした(同等性試験).成分的にはほとんど同じようなのですが,実際に検証してみなければ証明することはできません.

また,この薬は体内の潜伏期間が長いため,入院日数が7泊8日と長いようです.副作用としてめまいを感じるらしいですが,何も感じなかったですw

入院中の流れ

薬を飲んだのは2日目だけで他の日は朝に採血して後は自由時間でした.2日目の採血×10を見るとどれだけ血とられるんだよと思いますが,入院全体で一般的な献血の半分程度しか取られません.
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入院1日目(初日)

入院当日の13:00~14:00に電話をかけて下さいと言われていたので,電話をかけました.その後17:00にみどりの駅に集合して病院へ送迎していただきました.
初日にすることは採血と採尿を済ませて夕食を食べるだけです.

入院2日目(投薬日)

投薬日は一番大変です.まず6:30に起こされます.その後血圧などを測ります.そして8:00頃に留置針を刺されます(長時間血管に入れておける針).これを刺しておくことで採血の時に針をさす必要が無くなります.ただ採血の針よりやや太いので採血の針よりは痛いです.その後9:00に投薬します.あまり味がしなかったので飲みやすかったです.この日は朝食なしで17:00まで留置針をつけて生活をします(刺してる間は特に痛くないです).9:00~13:00まではベッドで座っていなければなりません(居眠り禁止).留置針をつけていてもPCやゲームや読書は出来るので9:00~13:00の4時間はベッドの上でひたすら暇を潰します.

個人的には,留置針を刺しているので10回の採血はそこまで苦ではなかったです.ベッドの上で4時間座り続けることの方がきつかったです.寝て過ごすのもダメなのでお尻が痛かったです.

入院3~8日目

投薬日を乗り越えれば,後は楽勝です.朝8:00に起きて採血や血圧測定を済ませれば,23:00まで自由時間です.ゲームや勉強など好きなことができます.